2012年6月21日木曜日

Queen's Lispって呼んでいいの?

とても魅力的な書籍が発売されるようだ.

吉田武「素数夜曲: 女王陛下のLISP」は、整数論とScheme入門として最高\(^O^)/ 「虚数の情緒」の感想も: ホットコーナーの舞台裏

目次
第0夜 梟は黄昏に飛翔する
第1夜 素数のメロディ
第2夜 ピラゴラスの調べ
第3夜 自然数のリズム
第4夜 整数のパーティ
第5夜 マエストロの技
第6夜 小数のメリーゴーランド
第7夜 切れ目の無い数へ
第8夜 異次元への飛翔
第9夜 素数はめぐる
付録A プログラミング言語の発見
付録B プログラミング言語の骨格
付録C プログラミング言語の拡張
付録D 女王陛下のLISP
付録E 数表(素数・原始根)

なんと912ページの鈍器であって,プログラミング本と言うよりも数学本のようである.
数学の女王と讃えられる整数論を主題とし、その頂に登る為の様々な手法を紹介する。ラムダ計算と函数型言語を論じて整数論をLISPの方言であるSchemeにより表現し、豊富な図版と挿画で本質に迫る。

いま読んでいる本に『すごいHaskell楽しく学ぼう』と『蝉丸Pのつれづれ仏教講座』があるのだが,これも手に入れなければなるまい.これを読み終わった後に棚上げしている『計算機プログラムの構造と解釈(SICP)』も行けるだろうか.まあ事前学習用に『Scheme手習い』もあるけれど,何にせよ夏期休暇が勝負かも.読む本に満ち満ちている,夏.

素数夜曲: 女王陛下のLISP素数夜曲: 女王陛下のLISP
吉田 武

東海大学出版会 2012-06-26
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